ニクスへの旅からのポリシーの変更 ー ジャッジ向け
2014年4月29日 ルーリング※ジャッジ向け文書の和訳です。
※プレイヤーの方は知らなくても良いことが書いてあります。
原文はこちら:
http://blogs.magicjudges.org/telliott/2014/04/28/journey-into-nyx-policy-changes-for-judges/
※プレイヤーの方は知らなくても良いことが書いてあります。
原文はこちら:
http://blogs.magicjudges.org/telliott/2014/04/28/journey-into-nyx-policy-changes-for-judges/
ニクスへの旅からのポリシーの変更 ー ジャッジ向け
By Toby Elliot/tr. Akira SENO
まず最初に、ポリシーの変更 ー プレイヤー向け(※)を読むんだ。あれは今回の変更の大部分を扱っていて、明確になってる。
心配しなくても、君が戻ってくるまで僕らはここにいるよ。
※原文 http://blogs.magicjudges.org/telliott/2014/04/28/journey-into-nyx-policy-changes-for-players/
※和訳 http://jg0xol.diarynote.jp/201404290908111503
戻ってきた?よし。今日、僕らは取りかからなきゃいけないもっと実りのあるトピックを三つ用意した。変更履歴からはもっとある様に見えると思うけど、でもほとんどは文法的にきれいにしたり、明確にしたり、穴を埋める為に節を動かしたりしたものなんだ。
最初の変更はデッキ/リストの問題の節だ。これの変更は短いけど、大きな理念の変更の影響がある。ヘッドジャッジはこれより、デッキリストの誤りにおいて、その間違いが利益を得るために使われることがないと判断した場合、格下げすることができる権限を持つ*。(* Head Judges now have the latitude to downgrade decklist errors where they believe that the mistake could not be used to gain any advantage.)
構築フォーマットにおけるデッキリストは、痛々しい箇所として存在してきた。多くの、非常に多くの間違いはほとんど書くことにまつわるものだ。思考停止して間違ったものを書いたり、気を散らして正確なカード名を書けなかったり。僕らはこれらのものに、重大なペナルティを課したくはないけど、でも何もペナルティを出さないってなると、濫用を見つけにくくするっていう扉を開けることになって、みんながデッキリストを書く時にいい加減になってしまう。僕らはプレイヤーにどのカードをプレイしているのか明確にしてもらいたい。けど、その責任を果たしているなら、これからヘッドジャッジはその誤りを許すっていう選択肢が持てる様になるんだ。
どういうものを受け入れることができるのかっていうのはジャッジからジャッジ、少しずつ違うだろうし、最も安全なのは正しいカード名を全部書くことなのはそのままだ。僕は経験的に、”これはそのフォーマットに精通している人には自明だろうか?”っていう方法を使っている。次に上げるのは、適切な文脈で僕は許可する一例だ。
(訳注:【】括弧内は対応する--本当の--カード)
・Scavenging 【漁る軟泥/Scavenging Ooze】
・Needle 【真髄の針/Pithing Needle】
・BoP 【極楽鳥/Birds of Paradise】
・U/B Scryland 【欺瞞の神殿/Temples of Deceit】
・Underground River 【Undergroud Sea 訳者:5枚目はダメだよ?】
・Rootwalla 【日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla】
・4x Pack Rat, 4x Pack Rat (デッキの合計が64枚以上登録されている)
もちろんこの内いくつかは僕は実際にデッキチェックしたことあるけどね。
次に上げるのは、僕がまだGLを出すものだ。
・Jace
・Cranical Extraction (プレイヤーはSurgical Extractionを使ってた)
・4x Pack Rat, 4x Pack Rat (デッキの合計が64枚未満)
裁定は君ら次第なんだけど、でもプレイヤーが何を意図しているのか理解しようと不必要に時間をかけることはないよ。極端にいえば、それをはっきりさせることは彼らの責任で、君が時間を食っているのならそれは最後まで果たされてないってことだ。
僕らは今回一つの違反を落とした。「案内の聞き落とし」は取り除かれた。これは、僕らがこの違反をほとんどの場合、二つの状況に限られていると認識したことに起因する。会場のルールを誰かが破った時と、シールドデッキの登録でアナウンスされた手順に失敗した時だ。前者はほとんどの場合は主催者案件で、当然、必要に応じてジャッジは関与するけれど、フレームワークの外側でケースバイケースで対処できるものだ。後者は、自然にドラフト手順抵触行為(これからはリミテッド手順抵触行為と改名され、ちょっと広い範囲を反映する 訳注:ぱ○さん待ち)に併せることができる。僕らは常にこの文書をより短く、直観的なものにする方法に関心があるし、今回の変更はそれらの基準の両方に沿っている。
最後に、僕らはジャッジのアナウンスに従うのに失敗したプレイヤーをどう扱うのかということを修正した。長い年月を経て、この違反は本来の意図とはかけ離れたものになってきた。”今すぐここから立ち去って、このエリアをあけてください”というアナウンスの様な、ジャッジの命令に従わせる為にジャッジからの動的なアナウンスに、追加して直接突きつけられる歯のような意味を持ち始めたんだ。
長い年月の間に、包括的な受け皿として進化してきたものをジャッジへの助言として紹介しよう。プレイヤーが違反ではないがルールを破っている時、それが行われるべきではない行為であることと、再び繰り返されるならば非紳士的行為ー重度 が行使されること、を彼らに思い出させよう。おお、これは非常に厳しい。何回も違反を発行するということを意味するものではなく、その処理は新しい現実を反映して変化していない。今回の変更では、これを非紳士的行為ー重度から非紳士的行為ー軽度へ位置づけた。君らはまだ、本当に必要な時に格上げできる重みを持っているが、彼らに何かしてもらおうと頼むときは、これからはそれに失敗するとどうなるかをまずはじめに警告しよう。
いつも通り、問題点を洗い出したり提案してくれたジャッジに感謝する。特に、L3の事前面接でこれらの変更に向けてボールを投げてくれたEvan Cherryに感謝したい。
何か改善点を見つけた場合は、積極的に発言してくれ!
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